global partner ベトナム女性との国際結婚ブログ

ベトナム女性との国際結婚をサポートするGlobal PARTNERが、国際結婚の流れや費用、手続き、ベトナム文化などを分かりやすくご紹介します。

ベトナム女性との結婚後の仕事|結婚しても働き続けたい女性の気持ちを考える

はじめに

ベトナム女性との結婚を考える時、

「結婚後も仕事を続けるのか」

「専業主婦になるのか」

「今の仕事を辞めて男性の住む地域へ来るのか」

ということも、二人で考えていくことになります。

私が接してきたベトナム女性の中には、日本ですでに仕事をしている女性も多くいます。

事務職。

介護職。

製造業。

サービス業。

その他にもいろいろな仕事があります。

日本語を勉強し、仕事を覚え、何年も日本で働いてきた女性にとって、仕事は単に収入を得るためだけのものではありません。

これまで自分が積み重ねてきた経験でもあります。

今回は、結婚後のベトナム女性の「仕事」について考えてみたいと思います。


① 結婚したからといって、仕事を辞めるとは限りません

男性の中には、

「結婚したら女性は仕事を辞めるのかな」

と思う方もいるでしょう。

もちろん、結婚を機に仕事を辞めたい女性もいます。

反対に、

「できれば仕事を続けたい」

「今までの経験を活かしたい」

と考える女性もいます。

ですから、お見合いや交際中に、

「結婚したら仕事を辞めますか?」

だけを聞くより、

「結婚後は、どんな働き方をしたいですか?」

と聞いた方が、女性の考えが分かりやすいと思います。


② 日本ですでに仕事をしている女性には、それまでの積み重ねがあります

例えば、日本で事務職をしている女性なら、

日本語で電話をする。

パソコンを使う。

会社の人とコミュニケーションを取る。

日本の職場のルールを覚える。

そうした経験を積んでいます。

介護の仕事をしている女性なら、

利用者との会話。

介護技術。

記録。

夜勤。

資格の勉強。

などを経験しています。

結婚したからといって、それまでの経験がなくなるわけではありません。

できることなら、

今まで身につけたものを結婚後にも活かせる方法を考える。

私はその方がいいと思っています。


③ 住む場所が変われば、仕事も一緒に考えることになります

結婚すると、女性が現在住んでいる地域から男性の住む地域へ移る場合があります。

その時に、

今の会社から通えるのか。

会社に転勤制度があるのか。

同じ会社の別の事業所へ移れるのか。

転職した方がいいのか。

を考えることになります。

以前ご紹介したケースでは、大阪で働いていたベトナム女性と横浜に住む日本人男性が結婚しました。

女性の会社には東京の勤務先もあり、会社へ相談した結果、東京へ転勤することができました。

そのため、

住まいは横浜、仕事は東京

という形で新婚生活を始めることができました。

最初に「大阪と横浜だから無理」と決めていたら、生まれなかったご縁だったかもしれません。


④ 今の仕事を続ける以外に、転職という選択もあります

もちろん、すべての会社で転勤できるわけではありません。

結婚後に住む地域によっては、

今までと同じ職種で新しい会社を探す。

これまでの経験を活かして別の仕事へ移る。

まったく違う仕事に挑戦する。

という方法もあります。

例えば事務職をしていた女性なら、結婚後も事務職を探すことができます。

一方で、

「せっかく環境が変わるので違う仕事をしてみたい」

という女性もいるでしょう。

結婚は、女性が今までの仕事を必ず捨てることではありません。

むしろ新しい場所で、これまでの経験をどう活かすかを一緒に考える機会にもなります。


⑤ 介護の仕事を続けたい女性もいます

私が関わってきたベトナム女性の中には、介護分野で働く女性もいます。

介護の仕事は決して簡単ではありません。

利用者との会話。

日本語での記録。

身体介護。

夜勤。

職員との連携。

などがあります。

それでも何年も介護の仕事を続けている女性なら、

仕事そのものに慣れている。

職場で必要とされている。

資格取得を目指している。

という場合もあります。

そういう女性が、

「結婚後も介護の仕事を続けたい」

と思うことは自然だと思います。


⑥ 介護福祉士を目指している女性もいます

介護分野で働く外国人女性の中には、介護福祉士の国家資格を目指している人もいます。

仕事をしながら、

日本語を勉強する。

専門用語を覚える。

介護の知識を学ぶ。

試験へ挑戦する。

これは簡単なことではありません。

ですから、女性から、

「介護福祉士を取りたい」

「資格を取って長く働きたい」

という話があれば、男性にもその目標を知ってほしいと思います。

結婚後の生活を考える時に、

女性がこれまで頑張ってきたことや、これから頑張りたいこと

も大切な条件の一つです。


⑦ 共働きなら、家庭のことも二人で考える

女性がフルタイムで働き、男性も仕事をしている。

そうなれば、当然ですが二人とも働いています。

それなのに、

料理は女性。

洗濯も女性。

掃除も女性。

買い物も女性。

となれば、女性の負担は大きくなります。

これは国際結婚だからという話ではありません。

日本人同士の共働き夫婦でも同じです。

料理が得意な方が作る。

休みの日にまとめて掃除する。

忙しい日は惣菜や外食を利用する。

できる人ができることをする。

家庭によって方法は違います。

共働きなら、家事も「女性がするもの」と最初から決めない。

この考え方は大切だと思います。


⑧ 日本人の配偶者としての在留資格になれば、仕事の選択肢が広がります

日本人男性と結婚したベトナム女性が、在留資格「日本人の配偶者等」への変更を行い、それが認められた場合、就労する職種の制限がなくなります。

これは、結婚後の女性の働き方を考える上で大きなポイントです。

例えば、それまで事務職として働いていた女性なら、その経験を活かして事務職を続けることもできます。

また本人が希望すれば、

販売。

飲食。

介護。

ホテル。

工場。

事務。

その他の仕事。

など、職種を限定せず仕事を探すことができます。

出入国在留管理庁では「日本人の配偶者等」を、仕事そのものではなく、日本人の配偶者という身分・地位に基づく在留資格として扱っています。

ですから、

これまでと同じ仕事を続ける。

経験を活かして転職する。

新しい仕事へ挑戦する。

という選択肢が広がります。

ただし、結婚しただけで自動的に在留資格が変わるわけではありません。

現在の在留資格のまま働く場合には、その資格によってできる仕事内容が異なります。

この点は、実際に結婚後の働き方を考える時に、現在の在留資格を確認すれば十分だと思います。


⑨ 「働いてほしい」と「働きたい」は分けて考える

男性が、

「結婚後も共働きがいい」

と考えていても、

女性は、

「子どもができたら少し仕事を休みたい」

と思っているかもしれません。

反対に男性が、

「結婚したら家にいてほしい」

と思っていても、

女性は、

「ずっと仕事を続けたい」

と思っているかもしれません。

どちらが正しいという話ではありません。

大切なのは、

男性の希望だけで決めないこと。

女性の希望だけで決めないこと。

二人で話して決めることです。


⑩ 女性の収入を最初から当てにしすぎないことも大切です

共働きであれば、当然、世帯収入は増えます。

しかし、お見合いの段階から、

「女性も働くから、このくらいの生活費を出してもらえる」

と計算しすぎるのは少し違うと思います。

結婚後には、

妊娠。

出産。

育児。

転職。

病気。

会社の事情。

などで、働き方が変わることがあります。

女性の収入があることは家庭にとって助けになりますが、

最初から女性の収入ありきで結婚生活を組み立てすぎない。

このくらいの余裕があった方がいいと思います。


⑪ 反対に、男性が「全部自分が養う」と決めつける必要もありません

一方で、

「外国人女性と結婚するのだから、自分が全部養わないといけない」

と考える必要もないと思います。

女性自身が、

働きたい。

自分のお金を持ちたい。

仕事を続けたい。

資格を活かしたい。

と思っているのであれば、その気持ちを大切にすればいいのです。

夫婦二人が働くことで、

生活に余裕ができる。

貯金ができる。

旅行へ行ける。

将来の子どものために準備できる。

ベトナムへ里帰りしやすくなる。

というメリットもあります。


⑫ ベトナムの家族への仕送りは、仕事の話と一緒に確認しておく

日本で働いているベトナム女性の中には、母国の家族へ仕送りをしている女性もいます。

これは一人ひとり事情が違います。

毎月送っている女性。

必要な時だけ送る女性。

ほとんど送っていない女性。

いろいろです。

結婚後も仕送りを続けたい場合があります。

これは後になって驚くより、

交際が進んだ段階で、

「今、家族への仕送りはありますか?」

「結婚後も続けたいですか?」

と普通に聞いておけばいいと思います。

金額も含め、二人で分かっていれば大きな問題にはなりにくいでしょう。


⑬ 子どもができれば、働き方は変わって当然です

結婚した時には、

「ずっとフルタイムで働きます」

と言っていた女性でも、子どもができれば考え方が変わることがあります。

産休。

育休。

短時間勤務。

一度退職する。

落ち着いてから復職する。

いろいろな方法があります。

結婚前に決めたことを一生守るというより、

その時の家庭の状況に合わせて二人で考える。

私はそれでいいと思っています。


⑭ 女性の仕事について聞くと、その人の考え方も見えてきます

お見合いや交際中に、

「仕事は何ですか?」

だけで終わらず、

「今の仕事は好きですか?」

「どんなところが大変ですか?」

「将来やってみたい仕事はありますか?」

と少し聞いてみる。

すると、

仕事に対する考え方。

将来の希望。

日本でどのように暮らしたいのか。

が見えてきます。

これは結婚相手を知る上でも大切なことだと思います。

条件表の「職業」という一行だけでは分からない部分です。


私から皆様へ

私は外国人の仕事の紹介や生活のサポートにも関わってきました。

その中で感じるのは、

日本で働く外国人女性は、思っている以上にいろいろな努力をしているということです。

日本語を覚える。

仕事を覚える。

資格を取る。

日本人の同僚と働く。

慣れない環境で生活する。

そうして積み上げてきたものがあります。

ですから結婚する時に、

「結婚したら仕事はどうするの?」

だけではなく、

「これからどんな生活をしたい?」

と聞いてほしいと思います。

今の仕事を続ける。

転職する。

資格を活かす。

新しい仕事へ挑戦する。

家庭に入る。

子どもができたら働き方を変える。

答えは一人ひとり違います。

男性と女性が一緒に考えて、その家庭に合う形を作ればいいと思います。


まとめ

ベトナム女性との結婚後も、女性が仕事を続けるケースはあります。

特に日本ですでに働いている女性には、

仕事の経験。

日本語力。

資格。

職場で築いた人間関係。

将来の目標。

があります。

結婚を機に住む場所が変わっても、

転勤。

転職。

今までの経験を活かす。

新しい仕事へ挑戦する。

という選択肢があります。

また、在留資格「日本人の配偶者等」への変更が認められれば、就労する職種に制限がなくなるため、仕事の選択肢も広がります。

大切なのは、

「結婚したら女性はこうするもの」

と最初から決めないことです。

女性がこれまで何をしてきたのか。

これから何をしたいのか。

男性はどんな家庭を希望しているのか。

二人で話しながら決めていけばいいと思います。